1200年の歴史を経て織りなす西陣織の新展開――常識を覆し、工業、最先端分野で「美」のものづくりを追求する

株式会社細尾代表取締役社長 細尾真孝

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京都の代表的な伝統工芸品である西陣織。その市場はかつての10分の1ほどに縮小する中、織元の細尾は伝統技術を生かした新たなテキスタイル（布地）の開発で活路を開いた。トヨタやパナソニックとの工業製品のほか、デジタルやバイオなどの最先端テクノロジーを用いた分野でも協業し、西陣織の可能性に挑戦し続けている。変革の旗手である細尾真孝社長に、世界で通用する工芸ブランドに育てるための取り組みについて話を聞いた。

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西陣織の新たな可能性に挑戦

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